公衆衛生推進協議会【略称「公衛協」(コウエイキョウ)】は、「環境」と「健康」をコミュニティで守るために組織された任意団体で、広島県下すべての市町に組織されています。
構成員は市町公衛協によってさまざまですが、町内会や自治会単位から公衆衛生推進委員を選出しているのが一般的です。県内で約1万人の公衆衛生推進委員が各地域で活躍しています。
広島県では、市町村合併が進められ、現在、14市9町で26公衆衛生推進協議会が活動しています(平成31年4月1日時点)。
そのうちのひとつが“廿日市市公衆衛生推進協議会”です。
(佐伯・吉和・大野及び宮島地域はそれぞれ独自に公衆衛生推進協議会を設置し活動しています)
会長あいさつ
廿日市市公衆衛生推進協議会
会長 今津 俊昭
皆さんお元気でしょうか。いつも皆さんから公衆衛生活動にご協力を頂き感謝に堪えません。
皆様方もご存じの通り、広島県では昭和32年(1957年)に広島県地区衛生組織連合会が設立され、その当時は赤痢・疫痢が蔓延して死者も出るほどの環境が悪化して、蚊やハエ、ネズミが異常に発生し大変な時代でありました。
公衆衛生推進協議会(略称 公衛協)はその撲滅運動の一貫として県下一円、各市町村に条例によって制定された組織であります。
現在は一般財団法人広島県環境保健協会の指導・推進の下に、各市町において公衛協として活動されているところです。
「みんなで守る 健康と環境の街づくり」を
スローガンに「環境、健康、衛生」をあらゆる角度から、また、きめ細かに対策を検討して活動を起こし、実施していかなければなりません。
昭和、平成、令和と時代の変遷の流れにも、いつの時代も環境・健康・衛生はあらゆる生命にとって大切な事柄であります。
おりしも令和2年に発生した、新型コロナウィルスに全世界が脅威に見舞われており、「3密の回避」、「手洗いの徹底」、「マスクの着用の徹底」等が求められています。
いつの世にも、いつどこで思わぬ難題に遭うかわかりません。
皆さんの英知の指導と行動が不可欠であります。これからも環境と健康を守り抜くためには、皆さんと一緒に考え、行動を起こしていく所存であります。
今一度、公衆衛生を足元から見直し、行動を起こし、力強いご指導、ご協力を心からお願い申しあげて、ごあいさつと致します。
廿日市市公衆衛生推進協議会について
昭和34年に発足した廿日市市公衆衛生推進協議会は、市内の各町内会等から1名ずつ選出された公衆衛生推進委員と、協議会が承認した推薦委員で構成され、約300名の会員からなっています。
「みんなで守る 健康と環境の街づくり」をスローガンに地域のごみ問題をはじめ、手洗い・うがい運動、食生活改善運動、リサイクルPR事業ならびに、6月に実施する市内一斉清掃の企画・運営等、環境保全、保健衛生に関する様々な事業に取り組んでいます。
わたしたちの廿日市市公衆衛生推進協議会は、地域に潜む問題にいち早く気づき、どうすべきかを考え、みんなで協力しあって解決しようとする住民の自主活動組織です。
廿日市市には5つの公衛協があり、当協議会は旧廿日市市地域を担当し活動しています。
イメージキャラクター『サクラちゃん』
※ このキャラクターの著作権は当協議会に帰属します。